リピート率UP!3回目以降の来店につながる愛されエステサロンの作り方

エステサロンの開業や経営を進める中で、最も多く聞かれる悩みの一つが「どうすればお客様にリピートしてもらえるのか?」というテーマです。
・長期間通ってくださる方がなかなか増えない
このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
それは、他の競合サロンを超える「提案力」と「おもてなし」が足りていないからかもしれません。
この記事では、長期的にエステサロンに通ってくださる方を増やすためのヒントが書かれています。
ぜひ参考にしてください。
目次
「リピーター」の定義とは?

個人エステサロンにとって、リピーターの存在が極めて重要だということを実感している方は多いと思います。
・紹介や口コミによる集客につながりやすい
・少ない広告費でも継続来店によって売上が見込める
そのため、“リピーター”こそが安定した経営の核となります。
しかし、「リピーターの定義」が定まっていない方は多いのではないでしょうか。
目標が定まっていないと、何をすべきかも見えてきません。
・どのくらいの頻度で来店してもらいたいのか
やるべきことを明確にするために、まずはこれをしっかり決めていきましょう。
[参考]

あなたのサロンにはどの区分のお客様が多く、今後どのようなお客様を増やしていきたいでしょうか?
3回目以降が続かない理由

『3回程度まではご来店される方が一定数いらっしゃるものの、その後が続かない』
身に覚えがあるエステサロンオーナーは多いのではないでしょうか。
数回はご来店される方が一定数いらっしゃるものの、その後が続かない、というケースはよくあることだと思います。
それは、リピートする「仕組み」ができていないからです。
実際、初回のみの来店で終わってしまう方が多いエステサロンもたくさんあります。
なので、もしあなたのサロンが2回、3回と来店してもらえている方が一定数いるのであれば、それは本当に素晴らしいことです。
これは初回来店でお客様に満足感と安心感を与えることができている証拠です。
まずこの点には自信を持って良いでしょう。
では、なぜ3回目以降が続かないのか。
それにはいくつか理由があります。
1.お客様の慣れ
良くも悪くも人間は慣れてしまう生き物です。
初回はすごく感動して、ずっと通いたい!と思ったとしても、2回、3回と通っていくうちに初回に感じた感動は次第に薄れていきます。
その結果、満足はしているけどなんとなく行かなくなる。
また機会があったら行こうと思っているうちに期間が空いてしまう。
といったことが起こります。
2.施術者側の慣れ
初回来店時は、なんとしても次回も来てもらえるように!と細心の注意を払っていることと思いますが、何度か通ってもらううちに施術側にも少しゆとりが生まれます。
「すごく満足してくれているし、この方はずっと通ってくれそうだな」、という勘違いをしてしまい、対応が少し雑になったりマンネリ化しがちです。
ちょっとしたきっかけでお客様の信頼を失うこともあるでしょう。
信用を得るのは大変ですが、信頼を失うのは一瞬です。
エステサロンは他にもたくさんあります。
次回もあなたのサロンが選ばれる保証はありません。
常に選んでもらえていることに感謝をして、今後も選んでもらえる工夫をしていく必要があります。
3.「通う理由」が明確になっていない
「また今度調子が悪いときに行けばいいかな」
「またタイミングが合えば行こうかな…」
定期的に通う理由が明確になっていないと、このように思われてしまいます。
しかし、エステは“積み重ね”によって効果が出るものがほとんどです。
ですから、「継続することで変化が見られること」を具体的に説明することがとても大切です。
『勧誘と思われたくない』という理由から、この点をしっかり伝えることができない方がとても多いです。
お客様が望んでいないのに勧めたら勧誘になります。
でも、お客様が望んでいるのであれば、そのお客様に合った提案すると喜ばれます。
「ぜひお願いします」とお客様が自ら決めてくださいます。
ですから、まずお客様が「この先、どうなりたいか?」をしっかり聞くことが大切です。
・何歳くらい若く見られたいですか?
・3kg痩せたらどんなことをしたいですか?
など、先の未来を感じさせることです。
※通う理由を明確にするためのカウンセリングについては、また次のコラムで詳しくお伝えします。
小さなエステサロンがすべき「おもてなし」とは?

リピートされるサロンには「通う理由」と「居心地の良さ」があります。
満足のいく施術、サロンの清潔感、スタッフの身だしなみ、笑顔で丁寧な接客etc…
これらはすべて他のエステサロンでもできているはずのことであり、できて当たり前のことです。
なので、当たり前のことをしていてもお客様には感動してもらえません。
「何度もこのサロンに通いたい!」と思ってもらうためには期待を上回る感動を与えなければいけないのです。
これからサロンを開業する方、すでにサロンを運営しているオーナー様に向けて、「愛される個人サロンになるための取り組み」をご紹介します。
これらの工夫はすべて、「お客様に“自分は大切にされている”と感じていただく」ことを軸にしています。
小さなサロンだからこそできる、心のこもったおもてなしをぜひ参考にしてください。
毎月のニュースレターで“つながり”を育てる
個人サロンではお客様と継続的に接点を持つことが集客・関係維持のカギになります。
そこでおすすめしたいのが、「毎月のニュースレター」の発行です。
サロンでの出来事、季節の美容アドバイス、キャンペーン情報などをまとめることで、温かみと親近感が生まれます。
繰り返し情報に触れることでロイヤリティー(サロンやオーナーへの愛着心)を育てることができます。
たとえば、
• 最近の出来事(趣味や旅行の話など)
• サロンで使っているスキンケアアイテムの紹介
• お客様の声(許可をいただいて)やよくある質問への回答
• サロン周辺のおすすめスポット
などプライベートな情報を織り交ぜて掲載することで、「読んでもらえるニュースレター」になります。
印刷して直接手渡しするのもよいですし、PDFでメール配信するのも◎。
ご来店されていないときも、サロンのことを思い出してもらうきっかけづくりにもなります。
お客様の生活に自然に入り込む「コミニュケーションの場」として、ぜひ取り入れてみてください。
トイレにオーナーの一言メッセージを
実はお客様が情報を受け取りやすい場所…それが「トイレ」です。
施術前後にお手洗いを利用する方は多いですし、何か貼ってあれば目に入る確率が高くなります。
そこに、オーナーからのちょっとしたメッセージを掲示してみてください。
たとえば、
• 季節のご挨拶やおすすめ商品
• 感謝の気持ちと名前入りのひとこと
• サロンやお客様への想い
• 顔写真と「今日もお越しいただきありがとうございます」などの手書き風コメント
「このサロン、なんだかあたたかい」と印象づけることができます。
視覚から入るオーナーの“存在感”が、無意識の信頼感につながります。
エステ専売化粧品デュコラ導入の「コアヒート専門エステサロンカリド調布店」の石井オーナーは、お手洗いにこのようなPOPを貼っていました。

この歳になり親元を離れて気づくのは母親の偉大さ。
ーー省略ーー
いつも誰かのために頑張っている女性の皆さま、ここにいる時だけはどうか自分のための時間をお過ごしくださいね。
ごゆっくりどうぞ。」
このようにお客様への想いが綴られています。
上京して一人で一生懸命頑張っている様子も伝わり、思わず応援したくなりますよね。
※このような掲示物を毎月変えているそうです。
このような地道ことを積み重ねると、このようにお客様に愛されるエステサロンになります。
悪天候時は“気づかい連絡”で距離を縮める
雨や雪、猛暑や台風など、天気が悪い日は来店キャンセルが増える…という悩みを持つオーナーも多いでしょう。
しかし、そんな時こそひと手間を惜しまず「大丈夫ですか?無理なさらずに」という気づかいのメッセージを送ることで、お客様との信頼関係はグッと深まります。
あえてキャンセルを恐れない姿勢を示し、「あなたのことを気にかけています」という姿勢を伝えましょう。
さらに、
・暑い日には冷たいおしぼりを持ってお出迎えする
・雨の日には濡れた洋服や靴を乾かしておく
・寒い日にはお帰りになるまでに靴を温めておく
など、「こんなことまでしてくれるんだ!」と思ってもらえるおもてなしをしていきましょう。
VIP顧客に“特注マグカップ”で感謝を形に
個人サロンにとって、定期的に通ってくださるお客様は本当に大切な存在です。
ひと月に2~3回など、高い頻度でご来店される方もいらっしゃるでしょう。
そんなVIPのお客様に向けて、お客様専用の“特注マグカップ”を用意するのもおすすめです。
※ネットショップで2,000円ほどで作成できます。
• 名前やイニシャル入りの陶器マグ
• サロンのロゴ+「〇〇様専用」と刻印されたもの
サロンでお出しするドリンクを、そのお客様専用のマグカップで提供するだけで、特別感と「自分は大事にされている」という実感が強く伝わります。
「えっ、私だけのマグカップを用意してくれたんですか?」と感動してくださることでしょう。
月替わりのお茶とお菓子で楽しみを
特に「味覚」と「香り」は感情に直結するので、月替わりのハーブティーや季節のお茶菓子を提供するだけで、サロン全体の印象が豊かになります。
今月はどんなものが出てくるのかな?という楽しみも加わります。
例えば:
• 1月:ゆず緑茶+黒豆甘納豆
• 4月:桜フレーバーティー+道明寺
• 8月:レモングラスティー+塩羊羹
• 12月:シナモンティー+スノーボールクッキー
など、季節の風物詩を感じさせる組み合わせでお出しすると季節を感じてもらいやすくなります。
なかなか自分では購入しないブランドもののティーセットや高級なお茶菓子で特別感を味わってもらうのも良いでしょう。
こちらでお出しするものを指定せず、お客様にお好きなお茶を選んでもらうようにしている場合は、なかなか見かけない珍しいものを用意しておくと喜ばれます。
まとめ
すべての取り組みに共通するのは、「お客様の心に寄り添う姿勢」です。
人は、商品やサービスの質だけでなく、「自分がどう扱われているか」で感情を動かされます。
たとえば
• 前回話したことをしっかり覚えておく
• 誕生日にメッセージを送る
• 誕生月にちょっとしたプレゼントを渡す
• ご来店後にさりげないフォロー連絡をする
など、小さな心づかいの積み重ねが「このサロンは私のことをちゃんと気にかけてくれている」と感じる体験をつくります。
お客様が「また来たい」「ここに通いたい」と自然に思えるような、小さな感動を日常の中にちりばめていきましょう。

エステサロン専売化粧品デュコラでは、このようにお客様に愛されるエステサロンを作るためのカウンセリング方法や工夫をお伝えしています。
長く愛され続けるエステサロンを一緒に作っていきましょう。
デュコラにご興味がある方はぜひ説明会にご参加ください。
