未経験者でもエステサロン開業はできる?サロン専売化粧品メーカーが教える成功のポイント

エステサロン専売化粧品デュコラの説明会に参加される方の中には、「エステ勤務経験がない」という方がいらっしゃいます。
専門学校に通ったわけでもない。
エステサロン勤務の経験がまったくない。
今まではまったく別の業界で働いていた。
といったように、実務経験がまったくない方もいらっしゃいます。
一昔前であれば「未経験でエステサロンなんて無謀だ」と言われていたかもしれません。
しかし結論から言うと、未経験でもエステサロン開業は可能です。
ただし、何も考えずに勢いだけで始めてしまうと、開業後に苦労する可能性が高いのも事実です。
だからこそ、未経験でエステサロンを開業したいと考えている方には、ぜひこのコラムを最後まで読んでいただきたいと思います。
目次
未経験でエステ開業するまでの主な手段

未経験からエステサロンを開業する場合、まず最初に悩むのが「どのように技術を学ぶか」という点です。
現在は情報も学習手段も多様化しており、選択肢はいくつかあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので簡単にご紹介します。
1.エステサロンスクールに通う
もっとも王道なのが、エステサロンスクールに通う方法です。
対面でしっかりと技術を学ぶことができ、講師から直接指導を受けられる安心感があります。
また、生徒同士がお互いにモデルになる“相モデル”での実習がある場合が多く、自分自身が施術を受ける体験もできるため、「受ける側の気持ち」を理解できるのは大きなメリットです。
技術職であるエステにおいて、自分が体感する経験は非常に重要です。
圧の強さ、タッチのスピード、声掛けのタイミング——
動画やテキストではわからない“空気感”を学べるのは、対面スクールならではの価値といえます。
一方で、デメリットもあります。
スクールによっては費用が高額になるケースもあり、数十万円から百万円単位の投資になることも珍しくありません。
また、「技術は教えてくれるが経営は教えてくれない」というスクールも多く、開業後に集客や経営でつまずくケースもあります。
技術ができればエステサロン経営ができるわけではない、ということは肝に銘じておきましょう。
2.オンラインで学ぶ
最近増えているのが、オンライン講座や動画教材で学ぶ方法です。
費用が比較的低く抑えられ、時間や場所に縛られないというメリットがあります。
子育て中の方や、本業を続けながら準備を進めたい方には、取り組みやすい選択肢といえるでしょう。
しかし、オンライン学習の最大の弱点は「相モデルでの実践練習ができないこと」です。
自分のやり方が正しいのか、圧は適切か、不快感はないか——
客観的なフィードバックを受けづらいため、一方的な練習になりがちです。
また、動画を“見ただけ”でできる気になってしまう危険性もあります。
実際に人の肌に触れると、想像以上に難しいと感じる人は多いものです。
オンラインで学ぶ場合は、
・必ず練習相手を複数人確保する
・第三者からフィードバックをもらう機会を作る
など、工夫が必要です。
3.その他の方法
・知り合いのエステティシャンから個人的に学ぶ
・サロンで短期間アルバイトをする
・体験型ワークショップに参加する
・YouTubeなどの無料動画を活用する
といった方法もあります。
これらは費用を抑えられる一方で、体系的に学べない可能性が高いというデメリットがあります。
基礎理論が抜け落ちたまま「なんとなくの手技」だけを覚えてしまうと、後々トラブルやクレームの原因になることもありますので、その点には注意しましょう。
いずれの場合も、未経験で開業する場合には「自分はどのレベルまで習得しているのか」を冷静に判断することが大切です。
4.エステサロン経営会社の加盟店になる
もう一つの選択肢が、エステサロンを展開している経営会社の加盟店として開業する方法です。
本部のブランド名を使い、既存のメニューや価格設定、マニュアルに沿ってサロンを運営していく形になります。
未経験からスタートする人にとっては、
・技術研修がある
・接客やカウンセリングのマニュアルが整っている
・商品や商材がすでに決まっている
・本部のブランド力を活用できる
といった安心感があります。
「ゼロから自分で考えるのは不安」
という方にとっては、有力な選択肢といえるでしょう。
一方で、注意点もあります。
・扱う商品やメニューが自由に決められない
・価格設定に制限がある
・仕入れや販売の条件が決まっている
・本部の方針変更に影響を受ける
など、独立経営とは異なる様々な制約が生じますので、後々不便を感じて独立するというケースが良く見られます。
また、施術単価が低く設定されていて、お化粧品をたくさん売らないと儲けが出ない・・という場合もあるので事前に良く調べて慎重に判断しましょう。
「未経験」であることが強みになることも

意外に思われるかもしれませんが、エステサロン勤務未経験者には経験者にはないメリットも存在します。
それは、エステ業界の「当たり前」に染まりきっていないことです。
エステ業界には、長年続いてきた独特の慣習や常識があります。
しかし、その中には「一般社会から見ると非常識」と言わざるを得ないものも少なくありません。
以下で具体的に説明します。
例1:基本的なビジネスマナーは身に付けている?

エステ業界でしか働いたことがない人の中には、
・ 自分の名前を名乗らない
・名刺を持っていない、渡さない
・一般企業では通用しないレベルのメール対応
といった、基本的なビジネスマナーが身についていないケースがとても多く見受けられます。
もちろん、すべてのエステティシャンがそうだという話ではありません。
しかし、業界全体として「技術が良ければOK」「接客ができればOK」という空気があり、ビジネスマナーを教えてくれない会社が多いので、一般常識が欠けがちなのは否定できません。
一方で、エステサロンに継続的に通ってくださる「良いお客様」は、
・経済的に自立している
・仕事で責任ある立場にいる
・ビジネスマナーを重視している
こうした方が多いのも事実です。
そのようなお客様に対して、
「メールが雑で不安になる」
「きちんとした対応をしてもらえていない」
と感じさせてしまえば、どんなに施術が良くても信頼は得られません。
これまで一般企業や別業界で働いた経験があり、当たり前のビジネスマナーを当たり前にできる。
この点は、非常に大きな強みになります。
例2:新規来店時のカルテ記入は本当に必要?

エステサロンでは、新規のお客様にはまず一番初めにカルテを書いてもらうのが一般的ですよね。
名前、住所、年齢、体調、生活習慣……
初来店で、いきなりたくさんの項目を書かされますよね。
エステ業界では「どこでもやっていること」なので、疑問に思わない人も多いでしょう。
しかし、お客様目線で考えるとどうでしょうか。
初めて来たサロンで、いきなり事情聴取のように自分のことについて書かされる。
正直、面倒だと感じる人は少なくありません。
少なくとも、気持ちの良いものではありませんよね。
しかも、予約システムを使用している場合も多く、実際には予約の時点で名前が分かっているケースがほとんどです。
それなら、名前や連絡先などはあらかじめサロン側で記入しておく。
体調や肌状態については、カウンセリングをしながら施術者が書く。
住所など詳細な個人情報が必要な場合は、信頼関係ができてから書いてもらえばいい。
こうしたちょっとした気づかいが、
「このサロンは他と違う」
「大切にされていると感じる」
という印象につながります。
業界の常識に染まっていない未経験者だからこそ、
「これって本当に必要?」
「これは変えたほうが良いんじゃない?」
「お客様にとって負担じゃない?」
と冷静に考えることができるのです。
未経験での開業時に必ず気を付けるべきポイント
ここからは、未経験でエステサロンを開業する際に、特に注意してほしい点をお伝えします。
サロン経営を学ぶことは必須
「施術ができればお客様は来る」
これは、残念ながら幻想です。
どんなに技術が素晴らしくても、お店の存在を知ってもらえなければ存在していないのと同じです。
マーケティングができなければ集客はできません。
逆に言えば、施術経験が浅くても、
・誰に
・何を
・どのように届けるのか
を明確にし、マーケティングを学べば集客できる可能性は十分にあります。
エステサロンは「技術職」であると同時に、立派なビジネスです。
開業する以上、経営の視点を持つことは避けて通れません。
コンセプトを明確にする

どのような悩みを持つ人に、どのような価値を提供するのか。
これが曖昧なサロンは、ほぼ間違いなく苦戦します。
・近隣にどんなサロンがあるのか
・価格帯はどうか
・どんな強みを打ち出しているのか
必ずリサーチを行いましょう。
「自分がやりたいから」
「簡単そうだから」
という理由だけでメニューを決めるのは非常に危険です。
特に、リラクゼーションサロンは差別化が難しい分野です。
価格競争に巻き込まれやすく、定期的な継続も促しにくいので未経験者ほど注意が必要です。
広告費にきちんと予算をかける
「SNSを頑張れば無料で集客できる」そんな時代は、正直もう終わっています。
少し前まではSNSの頑張り次第では無料で集客できることもありましたが、現在はみんな当たり前にSNSを活用しているため、無料での集客は非常に難しくなっています。
エステサロン集客は露出しなければ認知はされません。
認知されなければ、選ばれることはないのです。
経験・未経験に限らず、本気で集客したいなら、広告費は必要経費です。
売上が上がったら集客に予算をかけようかな、
と考えていると、スタートでつまずきます。
ネットで簡単に買える商品は扱わない

物販はエステサロンの売上の柱です。
施術人数に限りがある個人サロンだからこそ、物販を活用しなければ安定的なサロン経営はできません。
しかし、店販商品を選ぶ際に
「有名だから」
「使ったことがあるから」
「効果がありそうな成分が入っているから」
と、ネットで誰でも購入できる商品を選んでしまうと、後で後悔するケースが多くあります。
理由は簡単。
お客様は、
「じゃあネットで買えばいい」
となってしまうからです。
施術で信用を得て物販に興味を持ってもらえても、サロンで購入してもらえなければまったく意味がありません。
エステサロンでの勤務経験がないと、この落とし穴に気づけずに後々後悔する方が少なくありません。
エステサロンの商材選びにおいて、お化粧品の品質が良いことはもちろん大事ですが、「経営の役に立つか」という視点で選ぶこともまた大切なのです。
「サロン経営に貢献できる商品か」という視点で選ぶことがとても重要です。
他のエステサロンを実際に利用する
これも経験・未経験に限らずの話ではありますが、できる限り積極的に他のエステサロンに行ってください。
・接客はどうか
・説明は分かりやすいか
・不安にさせる点はなかったか
・不快なところはなかったか
・うれしかったことは何か
・どんな気持ちになったか
良いところも、違和感を覚えたところも、すべてが学びになります。
それを自分のサロンづくりに反映させていくことが大切です。
最後に
エステサロン開業は、勢いだけで始めるものではありません。
正しい知識と準備があれば、未経験でも十分に形にすることができます。
弊社は、サロン専売化粧品を卸すだけのメーカーではなく、サロン経営のサポートまで行っている会社です。
これまで多くのサロン様と関わってきたからこそお伝えできる、現実的で実践的なアドバイスがあります。
「何から始めればいいのか分からない」
「失敗しないために、今やるべきことを知りたい」
そう感じている方は、ぜひ一度、デュコラの個別説明会にご参加ください。
商品のことだけでなく、集客・価格設定・コンセプト設計など、サロン経営に役立つ具体的な情報をお伝えしています。
これから開業される方にはこのようなToDoリストもお渡ししており、とても喜ばれています。
不安なまま開業するのではなく、理解したうえで一歩を踏み出すために―
まずは説明会で、正しい情報を手に入れてください。
あなたのサロンづくりの第一歩を、私たちは全力でサポートいたします。
