エステサロンオーナーなら知っておくべき!美容成分と美容液成分の違いとは?
美容成分と美容液成分の違い。
エステサロンに来店されるお客様にきちんと説明できますか?
市販のお化粧品とサロン専売化粧品の違いを伝えるために、この違いを理解することはエステサロンオーナーにとってとても大切なことです。
うまく説明できないかも・・?と思った方は、ぜひこちらの記事を読んで理解を深めてください。
美容液成分◯◯%配合ってどういうこと?
お化粧品のパッケージによくこのような文章を見かけませんか?
「美容液成分◯◯%配合」
これを見たとき、あなたはどのような印象を持つでしょうか
・なんか良さそう
・効果がありそう
このように良いイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
エステサロンに来られるお客様も同じです。
そうやって、「良いもの」ではなく「良さそう」と感じたものを購入してしまうのです。
実は「美容成分」や「美容液成分」という言葉に定義はありません。
つまり、化粧品メーカーの表現の仕方次第なのです。
美容液成分とは?
例えば、精製水100mlにヒアルロン酸を1ml加えたものを「ヒアルロン酸美容液」とするとします。
その「ヒアルロン酸美容液」を90%使用すれば、「美容液成分90%配合」と謳うことができます。
(残りの10%はグリセリンなどの保湿剤や防腐剤など)
これは大げさな例かもしれませんが、「美容液成分」の中には大概の場合「多くの水」が含まれています。
実際、お化粧品のパッケージに「美容液成分98%配合」という記載に米印がついていて、よくよく見ると小さな文字で「※精製水を含む」と書いてあったりします。
嘘をついているわけではないので騙しているわけではありませんが、非常に誤解をまねきやすい表現であると言えるのではないでしょうか。
美容成分とは?
美容成分は一般的に、お肌を保湿したり、お肌を美しく保つために配合されている成分です。
有名なところでいうと、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、ビタミンCなどですがかなり多くの種類があります。
お化粧品メーカーの中には「うちの商品は美容成分100%です」と謳っているメーカーもあります。
美容液成分ではなく美容成分100%なら、すごいのでは?と思うかもしれません。
しかし、これも安易に鵜呑みにはできません。
というのも、お化粧品には必ず腐敗を防ぐ成分が入っています。
製品を安全に提供するためには、防腐剤の役割となる成分は必ず入れなければ販売ができません。
美容成分100%と言っているお化粧品の中にも防腐剤は入っています。
では、美容成分100%とはどういうことなのでしょうか。
それは、保湿作用もある抗菌作用がある成分を使っているからです。
その成分を防腐剤としてではなく「美容成分」として捉え、表記しているだけなのです。
一般的にお化粧品の防腐剤として使用される成分はごく少量で高い効果がありますが、こういった成分はある程度の量を入れなければ効果を発揮しないことが多いです。
お客様が使っているお化粧品は全部美容成分でてきている!と思っていても、実は防腐剤の割合が多いお化粧品かもしれません。
「防腐剤無添加」と表記されているお化粧品もよく見かけますよね。
こちらも似たようなことがいえます。
海洋深層水を美容成分として捉えるか、水基材として捉えるかでも大きく変わるでしょう。
いずれにしても、メーカーの捉え方次第で表記は変わるということです。
80%、90%など極端に美容成分濃度が高いお化粧品は少し疑ってみたほうが良いかもしれません。
美容成分にも流行がある!?
ファッションにも流行があるように、美容業界にも流行があるため、その時々で特定の成分がフォーカスされることがあります。
ここ数年で言うと、ヒト幹細胞、レチノール、ナイアシンアミドなどの成分が脚光を浴びました。
また近年では再燃ブームとなっているビタミンCにも注目が集まっているようです。
特定の美容成分が注目されると、「◯◯配合」という具合に各社注目を浴びている成分を配合した新商品がどんどん発売されます。
理由は簡単。売れるからです。
こうして、次々と色々なお化粧品を使っているお化粧品ジプシーになっている方は多いのではないでしょうか。
肌の構造は変わらないのに、効果的と言われて注目される美容成分は変わる。
よく考えると不思議な話だと思いませんか?
成分名だけにこだわっていませんか?
最近は「この成分が良い」「某有名ブランドと同じ成分が入っているプチプラコスメ」などの情報が溢れています。
その結果、自分が気になっている成分が入っているかどうかでスキンケア商品を選ぶお客様がとても増えているようです。
ただし、「この成分が入っているから良い」という情報ばかりが溢れ、その成分が入っているかどうかだけが着目されている状態です。
エステサロンオーナーの中にも流行にながされて商品を選んでしまう方が少なくありません。
しかし実際は、どんなに良い成分が入っていたとしても、ごくわずかしか入ってなければあまり意味はありませんよね。
よくよく考えるとわかることですが、成分濃度に意識を置いていない方がとても多いのです。
美容成分がはいっだけでなく、濃度が重要であること。
もちろん、成分の安定性や成分同士の相性も関係します。
美容のプロとして、このことは必ずお客様に教えてあげるべきではないでしょうか。
今あなたが使っているお化粧品には、どのくらい美容成分が入っていますか?
と聞かれて答えられる人はほとんどいないでしょう。
美容成分の濃度を開示しているお化粧品メーカーはほとんどないからです。
※エステ専売化粧品デュコラは美容成分の濃度を開示しています。
美容成分の濃度やどのような成分が入っているかの詳細は説明会でご案内しています。
エステサロンでのお化粧品の正しい販売方法とは?
美容雑誌やSNSで発信されている情報をみると、しみ、しわ、たるみなどの肌悩み別におすすめの商品がたくさん紹介されています。
一見正しいような気もしますが、実際は肌の悩みはひとつではないはずです。
シミもあるけど、しわもあるし、たるみも気になる。
肌もくすんでいるし乾燥している・・
というように。
それは、肌の悩みを引き起こすトラブルは同時に起こっているからです。
ですから特定の悩みにフォーカスして商品を選ぶのではなく、肌の悩みを引き起こすトラブルの元を改善する必要があるのです。
「シワが気になるなら〇〇配合」といったような、一般市場と同じ売り方をしてはいけません。
エステサロンでは、一般市場とは差別化したアドバイスをしていきましょう。
それがエステティシャンの仕事であり、カウンセリングができる強みでもあります。
肌の機能を高めるエステ専売化粧品デュコラ
エステ専用化粧品デュコラは特定の悩みだけにアプローチするお化粧品ではありません。
先ほどお伝えしたように、肌の悩みを改善するためには肌の機能を正常にする必要があるからです。
年齢を重ねると体の機能が衰えるのと同じように、肌の機能も衰えていきます。
ですから、できるだけ若々しいお肌でいられるように、またエイジングサインの出現をできるだけ遅らせるために肌の機能を高めるお化粧品を使うことが大切なのです。
エステ用スキンケア化粧品デュコラは、エビデンスで実力が確認されている美容成分を、効果を引き出す黄金バランスで限界まで配合しています。
だから、どなたにもご提案できるトータルエイジングケア化粧品なのです。
エステサロンでの物販で大事なこととは?
お化粧品の販売というと、この商品にはどんな成分が入っているかや、その成分がどんなにすごいかといったような商品の詳しい知識を勉強する必要があると思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、実際は成分の詳しい知識はあまり必要ではありません。
「この成分がすごい」といった情報は美容雑誌、SNSなどで溢れているので、成分の特徴だけを伝えても他の製品との差別化ができないからです。
「この成分が入っているお化粧品が良いらしいから、同じ成分が入っているプチプラのお化粧品を探してみよう」と思われておしまいです。
だから、エステサロンで一般市場と同じ販売方法をしてはいけないのです。
そもそも、「この成分が入っている化粧品が欲しい」「この成分が入っているものは使いたくない」など、成分にこだわりがある方は自分で色々を調べて製品を選ぶでしょう。
『きれいになりたいけど、どのお化粧品を選べばいいのかわからない』
というお客様に対して商品をご提案するためには、お肌はどのような状態にあって、その状態を良くするためにはこのような製品を使う必要がある、という提案が必要になるのです。
エステ商材デュコラをお取り扱いサロンには、個別で研修や勉強会を随時行っています。
物販のことはもちろんですが、カウンセリングについてや、売上を上げるために必要な数字の管理方法などもアドバイスしています。
このようにサロン経営にまつわる様々なことのアドバイスができるのが弊社の強みです。
施術はできるけど、カウンセリングに自信がない。
新規集客方法がわからない。
など、サロン経営に不安がある方にとって必ず強い味方になります。
エステ用化粧品デュコラに興味のある方はお気軽に説明会にご参加ください。
一方的に商品の説明だけをする説明会ではありません。
現状を伺いながら、何かひとつでも今後のサロン経営の役に立つことをお伝えすることを心がけています。
ご参加お待ちしております。
インスタグラムでも情報を発信しております。